2020年2月9日のレッスンレポート

2020年2月9日現在
日時2020年2月9日(日)
場所子安市民センター体育館
参加者セッション(i) 15:00 -16:00 4名
セッション(iI) 16:00 -17:00 4名

レッスン内容(時系列)↓↓

#1  開始の挨拶

#2 ラケットを使ってのボール遊び

#3 バックハンドストローク練習

#4 パプリカの練習

#5 節分にちなんだボール投げのゲーム

#6 Body Partsを楽しく覚える

#7 ストロークの練習

#8 クロージング



#1 開始の挨拶
Q) Hello! How are you today? A) I am fine/good/great etc…
Q) What’s your name?   A) My name is 〇〇.
Q) How old are you?    A) I am 〇 years old.
Q) What do you like?    A) I like 〇〇s.

今回で3回目になるので、A)だけでなく、Q)のパートも子供たちと一緒に行ってみました。小学生のお兄ちゃんたちには、A)のパートもQ)と同じくちゃんと覚えてもらいたいと願っています。また、「〇 years old」と答えるときは、指で数字を一緒に作るアドバイスをしました。ノンネイティブである日本人なら尚更、ジェスチャーを使って如何に簡単に自分の意図を相手に伝えるか、ここは当然工夫をしたいところです。また、「I like 〇〇s.」の〇〇を増やしていくことを目標にしております。年少生にはこれまでの事物に加えて、新たに動物(animals)や電車(trains)などをお伝えしました。ある小学生が「I like crafts.」という形で「図工が好きです。」と練習してきているのですが、とてもスムーズに言えるようになってきたので、少し肉付けをして、次回以降からは「I like craft subject at school.」といった具合に、「学校における図工の教科が好きです」という具合で、詳細なレベルで掘り下げて言えるように助言させていただきました。私はこの肉付け方法は英語を上達する際にとても有効的だと思います。何か一つの事象に対して、徐々に内容を肉付けしていくという方法ですが、私の場合は留学時代に友達と小話をする際のネタに関して、このような状況がありました。例えば、恥ずかしい目に遭った過去の話をしよう、みたいになった時に、最初の時は全く台本もないわけですので、ノンネイティブの私は笑いも取れず、起承転結もなく、トラマチックに伝えることができないのですが、その後使う動詞や形容詞、表現方法などを再選定して、またその時寄せられた質問への回答も万全に準備をして、再度その話に臨むと、今度は少し受けたりします。このような繰り返しで良い感じに仕上がっていき、いつしか、友達の中での鉄板ネタになっていくのですが、先ほどの小学生の例に戻しますと、これまで 「I like crafts.」から「I like craft subject at school.」になることで、聞き手は「どこの小学校なの?」とか、「他の教科でどんなことが好きなの?」とかが気になるはずで、会話はより発展をしていくと思います。ある程度の発展性を見込んで事前に会話を用意していけば、全く英語が得意でない人であっても、その分野ではついていけると思いますが、それが自信につながります。また、同時に英語習得とは、つまりこの自信のあるカテゴリーを増やしていくプロセスの繰り返しであると思えるようになります。当スクールでは、自分の好きな事については、何パターンかの会話のキャッチボールができるように練習し、そこから子供が英語に対する自信を付けていき、その後自発的に英語を勉強できるようになるまでの段階を最大限サポートしていきます。

 
#2 ラケットを使ってのボール遊び
今週から風船tapを卒業し、スポンジボールに戻ります。親御さんにもラケットを持っていただき、一緒にtapしました。また、その後はラケット面上でボールを行き交いさせる練習。この2つの練習はラケット面が真っ直ぐになるとボールは真上に飛ぶということを体得することです。その後的当てのゲーム(子供は2分間の内に、大人は一分間の内に)をTeam Kids vs Team Adultsの形で行い、「5対5で同点」でした。英語では「Five to Five Draw」ということを押さえました。

#3 バックハンドストローク練習
今週もBackhand shotを重点的に練習しました。Backhand shotに関してはひとまず両手持ちを標準として覚えていきます。お兄ちゃんたちは最初からForehand shotとBackhand shotを交互に打つ練習をしました。未就学児は混乱をしないためにForehand shotとBackhand shotを別々で練習しました。 未就学児に関し、先週はForehand shotと比べて、Backhand shotの距離感が出ずらく、それ故「in the net」が多くなってしまう状況でしたが、今週はそこまで対比的な感じではなく、Backhand shotもそれなりに「over the net」が出るようになってきました。話は少し逸れますが、最近Mr. Kei先生は褒めてあげたい時に「Good Job!」や「Nice Shot!」以外にもいくつか別の表現をするようになっています。「Wonderful !!」「Wow, you did a good job!!「How Nice!!」etc。色々と言い方があると思って、あまり気にしていただかなくて良いです(笑)。また、この練習の途中で、普段ボール拾いをしてくれたり、ボール出しを手伝ってくれる親御さんに感謝の気持ちを込めて、「Thank you so much」と伝えることができました。今まで本当にありがとうございます。「Thank you」の後は「so much」でも「 very much.」でもどっちでも良いのですが、発音は気にしていただきたく、「so」の場合は「ソー」ではなく「ソオゥ」、「very」の場合は「ベリー」ではなく、「ヴェリー」です。

#4 パプリカの練習
2020年の目標として、パプリカの英語バージョン(参考URL)を東京オリパラが開催される2020年夏までに歌えるようになるという目標をみんなで立てて、今回で4回目の練習です。今週は一番の復習と2番のAメロを新しく覚えました。

歌詞 lyrics
一番 Twisting and turning down this road we go, 曲りくねり はしゃいだ道
Running to the forest where we can play all day, 青葉の森で駆け回る
The sun shines so brightly on our country town, 遊びまわり 日差しの道
Someone’s always calling out your name, 誰かが呼んでいる

And when summer comes, see our shadows grow, 夏が来る 影が立つ
Always know I will miss you so, あなたに会いたい
Come on , look up , find the first star in the sky, 見つけたのはいちばん星
I hope tomorrow will be sunny , too, 明日も晴れるかな

Paprika , when our flowers start to bloom, パプリカ 花が咲いたら
Put the seeds into your hands and throw them in the sky, 晴れた空に種を蒔こう
Paprika , We can make our dreams come alive, パプリカ 夢を描いたなら
Rain or shine , we’ll find a way to play again another day, 心遊ばせあなたに届け

歌詞 lyrics
二番 It’s raining and pouring , the moon’ s hiding away, 雨に燻り 月は陰り,
I think I can hear someone crying in the shade, 木陰で泣いてたのは誰,
Don’t worry I promise, there’s no need to be afraid, 一人一人 慰めるように,
Someone’s always calling out your name, 誰かが呼んでいる

ある保護者様から「promise」の前に「I」が抜けていること教えていただきましたが、きっと予習をされてきたのでしょうか。とても嬉しく思いました。歌本来が持つリズムやメロディーを楽しむように心がけておりますが、今日は「Beats stay the same./Rhythm changes with the words.」の合言葉で、歌の覚え方のヒントをお伝えさせていただきました。このヒントは、私が尊敬する外国籍の音楽の先生が生徒に指導をする際に使っている実際のフレーズそのままなのですが、日本人が英語の歌を習う際にとても端的で効果的なヒントが詰まっていると思って使わせていただきました。少し掘り下げてお伝えすると、「大きな古時計」という歌がありますが、これは英語でも日本語でも4拍子の歌で、つまり「Beats stay the same.」です。もちろん、この「Beats stay the same.」の本来の意味は、同じ曲の中において、Aメロ→Bメロ→サビのように移る過程でメロディーなどは変わっていくものの、拍子はキープされるという意味も示しておりますが、今回は日英の比較文脈で考えてみます。Rhythmはどうでしょうか。最初の4小節を比較する形で見てみましょう。日本語では①「おー/きな/のっ/ぽの」②「ふる/どけ/い/おじ」③「いー/さん/のー/とけ」④「いー/-/-/-」のように、一つの拍で基本的に二音(におん)を当てているので、Rhythmが単調になります。しかし、英語の場合は①「grand/father’s /clock /was too」②「large/for the/shelf/so it」③「stood/ninety/years/on the 」④「floor/-/-/-」のように、一つの拍に音(オン)ではなく単語を当てていくので、時に二つの単語が入っていたり、或いは長めの単語が入っていたりすると、Rhythmが変化します。なので、英語の歌を習う際は4拍子で単調に拍手をしながら歌を覚えていくよりも、「Rhythm changes with the words.」の感覚で拍手をしながら覚えていくと効果的です(と私は思います)。また別の観点でもう少しお伝えすると、英語は単語を当てはめるため、音(オン)を当てはめる日本語の場合よりも情報量が必然的に多くなります。「大きな古時計」で言えば、この最初の4小節の中で、日本語は文字通り「大きなのっぽの古時計おじいさんの時計」という情報量を持っているのに対し、英語では「私のおじいさんの時計は棚に入らないくらい大きくて、それ故90年間も床に立つ形で存在していました」ばりの情報量を持っています。このような傾向は、もともと英語で書かれた曲が日本語に訳された際に顕著に表れます。一方、今回の「パプリカ」は日本で生まれ、その後英語訳され、それを今練習しているわけですが、上記の歌詞を見てもわかる通り、日本語の方が文字数が少なく、英語で歌うと少し忙しくなってしまうこと多く、また箇所によっては英語の方が情報量が多くなっている箇所が散見されます。このように考えたりすると、言語の違いって面白く思えますよね。さて、長くなりましたが、引き続きパプリカの歌練習を楽しんでいきましょう。笑

#5 節分にちなんだボール投げのゲーム

いつも行っているボール投げを、先週の復習の意味も込めて、節分(bean throwing festival)の「鬼は~外、福は~内」に倣って投げるゲームをしました。上投げは「throw」、下投げは「toss」と言うことを押さえました。

#6 Body Partsを楽しく覚える
久しぶりにBody Partsの復習をしました。よく使う歌・チャントリストの中の、「head shoulder knees and toes」、「Tooty ta」、そして「Simon Says」を組み合わせて行いましたが、「Simon Says」の中でネイティブの先生が発音する英語を子供たちがそれなりに理解していることに気づき、とても嬉しくなりました。

#7 ストロークの練習
今回はお兄ちゃんたちに少し疲れが出て、未就学児たちがストロークを頑張りたいということでしたので、まずは未就学児の子供たちだけて、コート全面を使い、ストローク練習をしました。今までよりも少し難易度を上げて、フォアハンド2球、バックハンド2球と、一回の球出しの中で両方を打たせるようにしてみました。結果は、なんとそれなりに「over the net」しており、3週間前に同じ練習を行った際に見られたあの混乱の様子はあまり見られませんでした。ある場合においては子供は、大人が思っている以上に「急速に」かつ「弾力的に」成長していくものであると改めて悟りました。またもう一つ嬉しかったことは、その様子を横から見ていたお兄ちゃんたちが自発的に「練習再開」を申し出たことです。Mr.Kei先生や保護者から言われるからやるのでは、大した成長は見込めません。子供が何かの拍子・きっかけで自発的にやろうとした際に、私はこれ以上にない程のサポートを差し伸べたいと願っており、当スクールに来ていただいてる保護者様もきっと同じ想いをいだいていると存じます。

#8 クロージング
今日はどんなレッスンをしたかを、子供に確認する形で一緒に振り返りました。 その後はいつも通り、Happy Birthday のメロディーに合わせて、Good bye Songを歌いました。 good bye to you, good bye to you, good bye dear ○○, and ▽▽, and ■■, and ☆☆.