日時 | 2020年3月1日(日) |
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場所 | 由井中央市民センター体育館 |
参加者 | セッション(i) 17:30 -18:30 4名 セッション(iI) 18:30 -19:30 4名 |
レッスン内容(時系列)↓↓
#1 開始の挨拶
#2 ラケットを使ってのボール遊び
#3 ストローク練習
#4 パプリカの練習
#5 サーブの練習
#6 ゲーム練習
#7 クロージング
各項目に入る前に、当スクールのコロナウィルスの方針についてご説明いたします。稲木本校は現状「様子見」という方針のもと開講を続けております。八王子校についても同様ですが、規模が現状小さいことから、受講生の保護者様と相談の上、方針決定に関しては当方に一任されております。先週保護者様と相談をした結果、現状はカレンダーに従って開講し、保護者の判断でお休みされる場合は月謝が適用されないように配慮するとしました。今後、状況次第でこの方針は変わる可能性がありますこと、つまり休講となる可能性がありますこと、予めご了承ください。また、4月までの開講予定の体育館の状況に関して、換気や隣のコートの状況について確認しましたので、参考までに共有いたします。
#1開始の挨拶
Make a Circle Songの歌から、Hello Songの歌へと自然に移行し、開始の挨拶を行いました。この流れは定番の流れで、最近では特に日本語全く用いずにこなせるようになってきました。子供のこういった順応力、改めて驚きますよね! その後、板書と共に、下記を押さえました。 Q) Hello! How are you today? A) I am fine/good/great etc…Q) What’s your name? A) My name is 〇〇.
Q) How old are you? A) I am 〇 years old.
Q) What do you like? A) I like 〇〇s.
これに加えて、今回は小学2年生の子に、「Why do you like craft subject?」を加えてみました。答え方は「Because it is fun (making something).」で大丈夫です。
今回で4回目になります。3回目から、A)だけでなく、Q)のパートも子供たちと一緒に行っております。というも、私が一番勿体ないと考える状況は、Mr. Kei先生とその子本人がセッションしている時は集中するけれども、Mr.Kei先生と他のお友達がセッションをしている時に、自分には関係ないと感じて集中を切らしてしまう状況です。むしろ、そういった時の方が、第三者的に緊張せず客観的に観察できるため、沢山の気づきがあるかも知れません。また、基本的には同じことをローテーションしていくので、復習や予習にもなります。従い、全ての受講生にアクティブに参加してもらうためにも、Q)のパートは基本みんなで行うという工夫をして、動作も付けて行うようにしていきます。また、Q)側のファシリテートの仕方として、A)の回答内容を「オウム返し」にするという具体的な方法を紹介しました。それは例えば、「My name is Mr. Kei.」と回答があった際に、「Oh! Your name is Mr. Kei! Nice name!」みたいな感じで、主語とBe動詞を少しだけ調整して、「オウム返し」をします。これは本当に簡単で有効的です。というのも、英語の会話というのは、「沈黙」があるとどうしてもリズムが崩れてきて、また「自分は英語が流暢に喋れていない」という感覚に襲われます。私も大学時代のまだ英語が流暢に喋れなかった時、戦略的にこの「オウム返し」のトレーニングを積むように指導を受け、実際にトレーニングを積みました。余談ですが、「オウム返し」は会話にリズムを与え、相手には「私はあなたを傾聴してますよ」の前向きな意味合いを与えるものの、内容を発展させるというパワーには欠けます。その次のフェーズは「Paraphrase(言い換え)」のトレーニングです。相手が言った表現の60%~80%くらいがわかってくる時期になると、残りの40%~20%の真意を確認するため、自分の知っている表現で言い換えて内容を確認することになります。それは例えば「Let me confirm what you have said now. Do you mean ○○ by that?」とか、「Are you saying ○○○○?」とかになるのですが、このような具体的な質問を返すと、次の相手側の回答は、あまり長いもの・新しい情報を含んだものでなく、割と「Yes. You are correct.」とか「No. It’s not what I meant.」とかになりますので、引き続き会話は自分主導となっており、引き続き自分が知っている表現で更なる確認を続けたり、或いは正しい認識のもと新しい発展性のある話題をこちらから振ることができます。相手にとって発展性のある(意味ある)話題を自分から振ることができるようになれば、相手はあなたのことを意味ある存在として認識し、あなたの英語学習・英語の発話機会は好循環に入っていきます。長くなりましたが、「オウム返し」のスキル習得を未就学児も含めて、挑戦していきます。
#2ラケットを使ってのボール遊び
年少生はバドミントンのラケットにて行ってみましたが、成果としてはまだ芳しくありません。ヒアリングを行ったところ、バドミントンのラケットにしたことで、少し行いやすくなったということではありました。先週年長生の子がball-tapができるようになったことを踏まえると、年少生にはこのball-tapは学齢的に難しいと考えられます。長い目で見ながら引き続き練習をしていき、決して毎週行うというわけでなくても良いと感じるようになっています。warm-upアクティビティーは毎回練習の一番最初に訪れます。そこでball-tapを毎回行い、心を挫かれるのは本意ではないので、「ボール運び」や「体のストレッチ」等と混ぜながら、funの精神を忘れずに行っていきます。小学生のお兄ちゃんはball-tapが上手にできるようになって久しく、racket faceの表裏を使ったり、床に叩きつける逆tapなど、どんどん発展課題を与えています。#3 ストローク練習
いつも通り、お兄ちゃんたちは最初からForehand shotとBackhand shotを1球ずつ交互に打つ練習をしました。未就学児も最初こそ混乱をしないためにForehand shotとBackhand shotを別々で練習しましたが、その後はForehand shotを2球、Backhand shotを2球交互に打ちました。このような交互打ちもそこまで混乱なく行えるようになってきました。未就学も含めて、Backhand shot/Forehand shot/Ready Position/Keep Running等の頻出表現を正しく聴き取れるようになっており、以前よりも指示・意思疎通が楽になっている感覚が指導者としてあります。来週から(こと3月に関しては)、もっと動きがある中での球出しをし、3月最終日に1球でも多く生きた球を返せるように、子供自身がRallyを楽しいと思えるように、球出しの時間配分を手出しからラケット出しにシフトしていきたいと思います。#4 パプリカの練習
2020年の目標として、パプリカの英語バージョン(参考URL)を東京オリパラが開催される2020年夏までに歌えるようになるという目標をみんなで立てて、今回で6回目の練習です。今回は2番目のAメロ・Bメロを重点的に練習しました。特に「Put the seeds into your hands and throw them in the sky」というフレーズを取り上げて、息継ぎ(breathe)のタイミングについて触れました。またこのフレーズには[th]と綴られている箇所が沢山あること、またその際は、日本語にはない発音の仕方になることに触れました。[th]のことを分かりやすく説明している参考URLを載せますが、この[th]は[θ](ス)と[ð](ダァ)の2つの発音の仕方があり、使い分ける必要があります。が、今の段階では子供にとってはあまり難しく考えず、これは英語の発音っぽいね!とか、Mr.Kei先生の口の動かし方を真似するぐらいで、とにかく楽しく行っていきます。ただ、親御さんの中で興味がある方は、発音(phonics)について一度しっかりと学ぶことは、子供の英語学習をサポートする上で有用です。このスクールではそういった保護者様も応援していきます。ただ、プレッシャーに感じないでください。ひとえに発音(phonics)について学ぶと言っても、それは簡単なことではなく、ある程度の基礎知識を前提とします。僭越ですが、私がレッスンの途中で割と親御さんの目線も意識し英語の豆知識や発音に関するヒントをお伝えしているので、そこら辺を拾って参考にいただけるだけでも良いです。それ以外では、Aメロの「I think I can hear someone crying in the shade」の箇所ですが、お手数ですが「cry」を「crying」に各御家庭で修正お願いいたします。#5 ゲームの練習
今回Mr.Kei先生のサーブからスタートする本格的なゲーム練習を初めて行いました。目を輝かせているお兄ちゃん達と、恐る恐るもコート上に現れ何とかゲームをこなした未就学児との対照さが印象的でした。4ポイントの数え方(Fifteen Love / Thirty Love / Forty Love / Game)や、1ポイント毎にサーブ/リターンの位置を変更することを押さえ、試合後にはちゃんと握手をしました。テニスのこの「規則正しさ」や「礼儀正しさ」を学ぶことは、子供の成長にとって、とても素晴らしい(大切である)と私は思っています。お兄ちゃん達は半分以上は「over the net」になっていましたが、逆に飛びすぎてアウトボールが多くなっております。特に小学校2年生のお兄ちゃんにはそろそろスピンショットという技法を教えて、球の飛距離をコントロールすることを教えていこうと思っています。未就学児はそれぞれ2ゲーム、つまり合計8球のチャンスの中で、それぞれ1球だけ「over the net」を達成しました。上々のスタートと評価してあげて良いと思います。#6 クロージング
今日はどんなレッスンをしたかを、子供に確認する形で一緒に振り返りました。 その後は新しいチャントDays of the weekに合わせて「さようなら」を言いました。歌詞/Lyrics
Sunday lalala Monday lalala Tuesday lalala Wednesday, Thursday lalala Friday lalala Saturday that makes a week (繰り返し)
この「Days of the week」も含めて良く歌うチャント・歌のリストも更新しております。
さて今回これまで4か月親しんできた「good bye song」を卒業し、一部の子供たちには「good bye song」を名残惜しむ表情も見えました(ごめんね)。変更の理由としては、新鮮な気持ちで、新しい語彙を増やすため、というのが一番です。また子供ですから、この「Days of the week」にも直ぐに慣れ親しみ、自分の十八番の歌として歌えるようになるでしょう。今回この歌を選んだ理由は、メロディーが心を落ち着かせるのに適したゆったりとしたものであること、またそろそろ曜日を英語で言えるようになりたいと思っており、その中でMr.Kei先生のレッスンは「Sunday」にあり、また「Monday」→「Tuesday」→…→「Saturday」と1週間経ち、また「Sunday」に仲間と一緒に頑張るんだ!というイメージを持ってもらいたいと思ったからです。
最後にある保護者様から、テニス番組の情報を教えていただきましたので、共有させていただきます。奇跡のレッスン「女子テニス サーシャ・バイン」という題名で、BS1で3月7日(土)の午前10時から午前11時50分で再放送されるようです。大坂なおみ選手を世界一に導いた例のドイツ国籍のコーチが、日本の大阪のとある高校の女子テニス部に指導に訪れるというドキュメンタリー番組です。この放送をみた小学二年生の男の子が、先週テニスの技術に関する沢山の質問を自発的にしてきてとても嬉しくなりました。やはりMr.Kei先生が一人の指導者としてできることは限られており、子供は色々なところから影響や刺激を受け「成長をしていく」・「興味を膨らませていく」のだと感じました。私はたまたまご縁があってこの度皆様のお子様と関われておりますが、決して自分一人だけで指導していくという考えは待たず、親御様やその他環境を有効的に活用してチーム一丸となって指導を継続していきたいと存じます。またこれに関連する余談ですが、SECG本校毎年恒例のテニス合宿も、コロナウィルスの影響で春は延期となりました。次回はGW期間か、夏休み期間に開催を予定しておりますが、これについてもお子様の進捗状況を鑑み、参加のご推薦・ご提案をさせていただきますね。同世代の同志から大変良い刺激を受けることと思います!