2020年7月12日のレッスンレポート

2020年7月13日現在
日時2020年7月12日(日)
場所上柚木公園A面
参加者セッション(i) 10:00 -11:00 3名
セッション(ii) 11:00 -12:00 3名

レッスン内容(時系列)↓↓

#1 ウォームアップ

#2 ストローク練習

#3 ボール運びのゲーム

#4 ボール投げ・サーブの練習

#5 試合練習

#6 クロージング



#1ウォームアップ
稲城本校が掲げるコロナ対策を徹底しながら6月7日より暫定的に開校して進んでおります
本日は頑張り屋のある生徒が体調不良でお休みとなってしまい大変残念でした。最近寒暖差が激しく、またこのコロナのご時世で子供なりにも疲れが溜まりやすく、それが夏風邪の流行りに繋がっているようですので気を付けましょう。

Warm-Upとしては、毎回の通り、Kirby/Pikachu-Throwing(ボール投げ)→ラケット上でボールを移動させあうBall-Transfer→ラケット面上でボールを突くBall-Tapを行いました。お決まりの【三種の神器】となっておりますね。最後は子供たちが「I try ball-tap!」の宣言の通り、みんなの前で練習の成果を披露しました。定点観測の意味で、このように成果発表の場を設けると、子供たちが確かに一歩一歩成長をしているのが分かり、指導者としては勿論、その子自身としてもきっと嬉しくなるのだと思います。

#2 ストロークの練習
未就学児とお兄ちゃん達グループに分けて、難易度に配慮をしながら、球出しにてストロークの練習をしました。未就学児はU字型にフォアハンドとバックハンドを交互に、お兄ちゃんたちは先週に続き、八の字グルグル(=eight shape practice)に挑戦しました。先週この8の字の動き方をしつこく確認したので、今回はスムーズに進めることができました。


#3 ボール運びのゲーム

ここ最近3回連続でやっているボール運びゲームを、今回は難易度を上げて行ってみました。今回工夫をした点(スパイス)としては、①右にLadderコース、左に円錐ConeのZig-Zagコースを設計し、②親御さんに指示(情報)をもらってからどのコースを選ぶかが決まるということにしました。生徒が親御さんに向かって「Give us information, please!」と問い、親御さんが「Right Ladder Course, please!」や「Left Zig-Zag Course, please!」等と答えます。途中からは生徒同士でこの問いかけをするようにしました。指示があり、その指示通りに動く、これは最近流行りのプログラミングに他なりませんね。指示の訳語として「command/instruction」などとすると、指示者が被指示者へ命令をするような幾分きついニュアンスになると感じたので、今回は「information=情報」くらいにして、被指示者がアクティブに情報を取りにいくといった意味合いでの「Give us information!」としました。

途中、小学3年生の生徒には、段階的に難易度を上げた情報を伝えてみました。例えば下記です。

1、 First you go through the right ladder course and come back here and go through the left zigzag course and then throw the ball into the basket.
2、 First you start with the left zigzag course but just until three cones only ( or just in the middle), and then come back to the starting potion and go with the right ladder course……
その子供はなんとこの情報を見事に理解していました。この生徒は当スクール最年長。Mr. K先生の難しい質問や課題をこなしているときに目がうっすらと輝くのが大変印象的な生徒です。

また、ボールを「これでもか!」ってくらいラケット上に乗せて運ぼうとする生徒に対して冗談交じりに、「Don’t be so stingy! 」=「そんなケチケチしないで」と新出の英語表現を紹介したのですが、もっと適確には「Don’t be so greedy!」=「そんな欲張らないでね」が良いと思ったので遅ればせながら訂正させていただきます。

#4 ボール投げ・サーブの練習


今回はバランスボールも使ってボール投げ・サーブの練習をするなどの工夫を取り入れました。まずこのバランスボールは現在いかなるスポーツでも取り入れられているトレーニング手法となります。これは文字通り、体幹を中心とした部分でバランスを取ることがどのスポーツでも大切になっているからです。この点は私も同意します。

もう一点このバランスボールを使ったトレーニングが良い点は、例えば足を宙に浮かすという形で利用した際に、これまで足を自由に使えていた状況に制約が掛かり、改めて腰から上半身にかけての身体の動き・ひねりを否応なしにも意識しなければいけない状況になります。ボール投げで言うと、この練習をする際に子供は何故かテンションが上がり、前の子が投げ終わると、自分が待っている少し後ろの場所から走り流れるようにして投球の定位置まで行くとそのままの惰性でボールを投げてしまうきらいがありました。これでは、ちゃんとボールを投げられているのか、惰性で何となく飛距離が出ているのか分かりませんよね。繰り返しになりますが、今回は下半身を使えないという制約を与えることで、子供なりに腰から上半身に掛けての身体のへねり戻しを少しは体得できたのではと存じます。このバランスボール、今後はストロークの練習でも応用していこうと考えています。

#5 ラリーの練習

親御さんにもご協力いただき、ラリーの台になってもらって、子供たちがローテーションをするという形を取りました。前回より導入した英語表現は、所謂日本語でいう「よろしくお願いします。」の意味の「Thank you in advance.」。嬉しいことにこの表現、早くも定着してきました。今回はちゃんと相手の目を見てこのセリフを言う事をルールに加えました。言われた親御さんは、「My pleasure.」と返してあげました。

今回私自身も、一人ひとりの生徒と試合(ラリー)をする時間がありましたが、どの生徒も上達しているように感じられました。未就学の生徒は4級中2球クリティカルヒットをし、その内1球は「over the net」をしました。小学生のお兄ちゃん達とは、ラリーに関して3往復くらいコンスタントに続くようになってきました。テニスを上達する過程で必ず出てくるこの「コンスタント」という言葉。これは「constant」とスペルされ、「常に一定していること」なんて風に訳されるのですが、ボールへの入り方然り、ラケットのスイング軌道・スイングスピード然り、放たれたボールの軌道然り、基本的には全てが「コンスタント」であることが大切です。そしてこれは実は意外に難しいことなのです。プレッシャーが圧し掛かってくると、この「コンスタント」を心技体の文脈で捉える必要も出てきます。私の高校時代の合宿では、100往復できないとその日の練習が終わりませんでした。少し気を抜くとネットしてしまったりします。なので、絶対にネットをしないようにとネットの2倍の高さを通す軌道をイメージし、それをコンスタントに続けるわけです。私の夢は、生徒とこの100往復ラリーを達成することです!笑

#6 クロージング
今回は子供にレッスンについてどう思うかを率直に伺ってみました。3人の生徒が「楽しい」と返答しました。何が楽しいのかを再度伺うと、「ラリー」が楽しいと回答がありました。これはその生徒が、テニスを練習していくという、当初は親御さんが与えてあげた課題に対して、自分なりに「内発的動機付け」を生じさせていることを示しているのだと思います。つまり、「ラリーをすることが楽しく、もっともっと長くラリーを続けたいのでテニスの基礎練習を頑張ろう」といった動機付けで、「毎回レッスンに参加するとご褒美にアイスを買ってもらえるからそうする/参加しないと親に怒られるからそうする」といった外発的な動機付けよりも断然意味がある動機付けであります。これを聞けて私はとても嬉しくなりました。

その後は7月より新たに導入したDo Re Mi Songに合わせて「さようなら」を言いました。

Let’s start at the very beginning
A very good place to start
When you read you begin with A-B-C
When you sing you begin with do-re-mi
The first three notes just happen to be
Doe, a deer, a female deer
Ray, a drop of golden sun
Me, a name I call myself
Far, a long, long way to run
Sew, a needle pulling thread
La, a note to follow Sew
Tea, a drink with jam and bread
That will bring us back to Do (oh-oh-oh)

今回はこれで以上です。
Mr. K